2012年10月31日水曜日

日本癌治療学会

先週末は、日本癌治療学会が開催されました。当科からは濱口大輔医師が参加し、当院における肉腫患者への緩和ケアサポートの現状に関する後ろ向き研究を口演で発表しました。

発表では、聴衆からこのテーマについて、もっと本格的に研究したらどうか、という激励の声を頂いたようです。希少疾患である肉腫患者へのサポートは、最近国もようやく本格的なサポート体制を開始しているようですが、がん専門病院ではない地方の個々のがん拠点病院レベルでどのようなサポートが可能か、これからの課題です。多くのサポートが必要ですが、特にどの部分に重点的な緩和ケアサポートを肉腫患者に行っていくべきなのか、その方向を探るために、今後も継続してこのテーマを研究していく必要があります。

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