2012年10月4日木曜日

スピリチュアルケア勉強会

本日のスピリチュルケア勉強会では、ハロルドG.コーニック著「スピリチュアリティーは健康をもたらすか」の抄読会の最終回でした。前回同様、医療者が入院中の患者に対して、日常的にspritual historyを聴取することが患者のスピリチュアルケアに不可欠である、と述べられていました。参加者の中から、日本では、患者自身が、そういったケアを受けられると思っていないので、チャプレンによるケアに対するニーズもないのでは?という意見がありました。参加者一同、そうかもね、という顔。でも当院には2004年から常勤のチャプレンがおり、疾患によらず、患者、家族のケアを担当されており、潜在的なニーズは結構あるのでは、という意見も。現在日本でもスピリチュアルケアを担当するチャプレンの専門研修制度の推進の動きがあるようですので、そちらの動向に注目です。

追記)松田チャプレンは2013年3月末をもって当院をご退職されました。8年間本当にありがとうございました。後任の先生がこられたら改めてブログでご紹介致します。

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